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新潟県長岡市から視察に来てくれました!

今日は新潟県の中山間地域、長岡市でわたしたちと同じく小さな仕事を生み出す活動をしている公益財団法人山の暮らし再生機構の榎本さん率いる『さんビズ』の卒業生のみなさんが視察に来てくださいました。

視察を受け入れるのはわたしたちもはじめての経験で、しかもこの街にはまだ観光的に魅力的な資源などまったくもってなければ、拠点もまだまだ整備中のかなり中途半端な状態(笑)

新潟からわざわざ来ていただくみなさんに一体この町で何を視察してもらおうか?と考えあぐねた結果、やっぱりここにある一番のリソース「人」しかない!いう結論に。

この地域で3ビズやマルシェを起点に、地域の課題を自分ごとととらえ、今自分ができることから仕事をつくり、日々もがきながら活動するメンバーと「ひとつ屋根の下」で会っていただき、シャッターの閉じた商店街の一部に手足を使ってつくっている古道具屋「Suburban’s」、改修中の仕事拠点「SCD」など、ありのままの姿を見ていただくことにしました。

3ビズメンバーたちの実践紹介。

お昼はみんなで3ビズメンバーあいちゃんの「ひなた食堂」からケータリングランチ。

商店街にオープンした古道具屋サバーバンズでお気に入りを探す長岡のみなさん。

視察団のリーダー、榎本淳さんのfacebookの感想を紹介させていただきます。

 


今回の視察は、新しい発見をしたというよりは、これまでの考えがより確信として強まったという感じで、繰り返し繰り返し異なる人の口から出てきた「自分の好きなことをやる」「自分の思いに正直にやってみる」ということが、まさにさんビズの根幹をなす部分だと思いました。特に、矢口さんのお話を伺っていて、じゃあ振り返って榎本はどんな思いでさんビズを企画運営しているのか、なぜさんビズに至るほどの悩みや葛藤、人生経験をしてきたのか、などと思いを巡らせていました。

〜中略〜

楽しくないと続けられない。魂が震えるようなさんビズをたくさん生み出したい。今日、お話を伺ったみなさんは、自分の居場所、住みか、そして次の世代へそれをつなごうとして挑戦している仲間です。そんな仲間が全国にいることが本当に嬉しい。これをご縁に、これからもよろしくお願いいたします!!


 

男女混合、多世代が集まる「さんビズ」のみなさんも、自給自足活動やゲストハウス運営、ママ向けに子育て支援をする方などなど、さまざまな地域の課題に等身大の仕事で挑んでいる方たち。つながれたことをうれしく思います。

それぞれの思いを小さな仕事として表現しながら、地域課題を解決するプレイヤーがどんどん生まれる3ビズの循環、日本中に広がっていっていると思うとワクワクします。

今年はわたしたちもそのしくみに一歩踏み出すプラットフォームづくりに挑戦していきますよー   !